順天、未来都市のスタンダードを創造！

1.5倍に増えた宿泊率、売上高286億ウォンを達成、拡大効果の大きな外部消費群

全国に及ぶ経済的波及効果、生産誘発1兆6千億ウォン、雇用創出2万5千人

2023順天湾国際庭園博覧会が6月23日(14時14分)、開幕から84日目にして来場者500万人を突破した。開幕から3か月を前に目標来場者数800万人の62.5%を達成し、最終的に440万人の来場者を誘致した2013順天湾国際庭園博覧会と比べても、すでに自己記録を更新したことになる。全国から来場者が集まり、博覧会場の売上高だけでも286億ウォン(6月24日基準)に達する。その中で最も大きな部分を占める入場券収入は181億ウォン、食堂やカフェ、売店などの飲食施設は63億ウォン以上の売上を記録した。その他、観覧車、スカイキューブ、庭園ドリーム号、SHILANGEの運営を通じて42億ウォンの収益を上げた。対外経済政策研究院の妥当性調査によると、庭園博覧会が全国に及ぼす経済波及効果は生産誘発1兆6千億ウォン、雇用創出は約2万5千人に達すると推定している。

庭園博覧会から始まった大韓民国の新しい動き！ 順天が都市の常識を変える 

「庭園」を中心とする都市計画の新しいパラダイムの転換期を迎える

今や順天だけでなく韓国の首都ソウルと行政首都の世宗が「庭園都市」を標榜している。オ·セフンソウル市長とチェ·ミンホ世宗市長もまた、幹部公務員と共にいち早く順天湾国際庭園博覧会の会場を訪れた。最近、ソウル市では、都市の随所で公園緑地を増やして気候変動に対応し、家の近くで余暇を楽しめるように、世界的な庭園都市への転換を骨子とした「庭園都市ソウル」構想を発表した。世宗市も、2025年の国際庭園都市博覧会の開催に備え、都市自体が庭園となる世宗市を作って地域経済を牽引するという計画を発表した。さらに、25の自治体が国家庭園の指定を推進中であり、全国的に40か所の地方庭園が造成されている。まさに、順天湾国際庭園博覧会を起点として韓国では「庭園」を中心とする都市計画の新たなパラダイムの転換期を迎えるものと見られる。ノ·グァンギュ順天市長は、「順天は今回の博覧会で韓国に新しいスタンダードとマイルストーンを打ち立てている。基礎自治体である順天が、韓国の尾尻にあたる都市が、韓国の体を揺るがしたようなものだ」とし、「所得3万ドル時代、自動車とアスファルト中心の灰色の都市から脱却し、明るく澄んだ緑の都市へと変化する新たな転換点を迎えることになるだろう」と述べた。

夏の閑散期という偏見を打ち破る「ガーデンカンス」、完成型の夏の庭園 

夏の夜を彩る格調あるカルチャーイベントに期待

このような興行の嵐の中、一部では例年より早く訪れた猛暑による来場者の減少を懸念する声もあるが、順天市は自信たっぷりに最適の夏の休暇地は庭園だと語る。順天市は一歩先だって夏の庭園を準備し、「ガーデンカンス」という新しい休暇文化をお目見えしている。先月17日、順天市は、当初7月にオープン予定だった「五川ウォーターアイランド(大型水遊び場)」のオープンを先駆けて発表し、夏の新たなカスタマイズ型のコンテンツを発表した。五川グリーン広場に造成された音楽噴水や子供の遊び場、木陰と共に大型の水遊び場まで備わって、週末には一日平均2千人以上の利用客が集まり、まさに夏の避暑地を連想させる光景が描かれている。

順天印の生態経済効果を証明「未来都市モデル完成への大きな一歩」 

「南海岸ベルトの中心、隣接都市と連合し順天を海外に誇れる都市に」

庭園博覧会による順天の変化は顕著に現れている。都心の真ん中に造成された五川グリーン広場は、生活の中の休息の場であると同時に、代表的な文化スペースとなり、成熟した広場文化を定着させている。また、4車線の道路を庭園にしたグリーンアイランドは、気候危機に対応する革新的な事例として挙げられ、車ではなく人が中心となった先進都市の面貌を披露している。ノ·グァンギュ市長は、「良い市長を選んだというだけでは都市は良くならない。都市が進むべき方向を正しく読み取る市長、知恵を出す公務員、高い目を持つ品格ある市民、この三つが合わさってこそ可能なことだ」とし、「順天は新しい都市モデルの完成に向けて大きな一歩を踏み出した。南海岸ベルトの中心に立って近隣の都市と連合し、順天を海外に誇れる都市にしていきたい」と抱負を述べた。