ソーシャルディスタンス解除後、大小のアートフェアおよび展示が相次いで開かれている最近だ。 だが、あまりにも長かった空白のせいか、コロナ以前のヘッドラインを飾った展示会「完売」キーワードはなかなか見当たらない2022年でもあった。 このような中で、最近ある初代展示会で作品完売のニュースが聞こえてきた。 ちょうど昨秋、済州道西帰浦市大静邑に位置する松岳山ハヌル花カフェで開かれたキグリム作家ソ·ユジョン作家の展示会から聞こえてきたニュースだった。 オープニングショーからソ·ユジョン作家の有名な「気踊り」をはじめ、国家重要無形文化財第1号宗廟祭礼楽履修者であるチャ·ヨンス名人のヘグム演奏、チョ·ヨンヒョン博士のギター演奏が一緒に兼ねるなど華麗なラインナップを飾ったソ·ユジョン済州道展示は、特別に済州道ならではの秀麗な自然景観と霊妙な気運を込めて誕生した作品で、すべての気の絵が完売を記録する気炎を吐いた。 宇宙の根本エネルギーと共鳴し、ひたすらエネルギーの気運と波動だけで描かれるエネルギー化としての価値を絵愛好家たちがまともに調べたわけだ。

今期の絵画展示と関連した一つのエピソードを先に紹介しようと思う。 ソン·ソフィア夫人は今年80歳で、普段なかなか見られないオーロラの気運などに好感を持っており、特に心に留めていた。 そんな時にある行事でダンスを披露したソ·ユジョン作家に偶然会った以後、その姿があまりにも心に響いたと本紙記者に明らかにした。 相次いで鑑賞するようになったソ画家の気絵作品も同様だった。 「気の流れは、普通瞬間みんな違って、それぞれ決まったタイミングに合わせて感じられると思います。 それで、ソ·ユジョン画家との出会いが私にはとても大切な縁でした。 初めはメッセンジャーで消息をやりとりしながら、何よりも作家さんが力をくれる気絵で私にいつも勇気をくれました。 偶然の初めての出会いの後も、ソ作家に本当に会いたかったが、いざ機会が届きませんでした。」今年5月、乳がん手術をしたソン·ソフィア女史は現在、膵臓がん2基盤で抗がん治療に専念している。 相次いで闘病中の体のせいで、決して容易ではない日常だったが、ソン女史はソ·ユジョン画家との対話の中で、そして彼女が時々送ってくる気絵を通じて希望を抱いたと話した。 そして今年の秋、ソ·ユジョン画家の済州招待展のニュースを聞いて以来、（厳しい環境の中でも）孫夫人は勇気を出したかった。

「アメリカから済州島に来た友達がいます。 その友達に会うついでに、ぜひソ·ユジョン作家の気絵を目の前で見るために済州島旅行をせっかく準備していたのですが、ちょうどその日が抗がん1次を終えて退院するところなので、訪問が容易ではありませんでした。 もどかしさにとても悔しくて心が痛かったです。」一日中悲しんでいるソン女史を見ることができず、彼女の息子は直接済州行きを準備し、そのようにソン女史とソ作家は済州で初めて会うことができた」（ソ·ユジョン画家もやはり痛い体を率いて遠い済州まで来てくれたソン女史の姿にあまりにも胸が熱くなったと記者に明らかにした。「私はそう思います。 キチュム、そしてキグリムで結ばれたソ·ユジョン画家と私の魂が本当によく通じるという気持ちが強くなります。 その日展示された旗の絵一つ一つ全てがとても気に入りましたが、特に心に響いた旗の絵作品をこのように直接所蔵することになりました。 ギグリムが与える健康的なエネルギーをたくさん受け取り、必ず健康を回復します。 また、この機会を借りて、もう一つ付け加えると、ユジョン作家をより多くの方々に知らせ、皆さんが活気に満ちたエネルギーを受けて健康な日常を送っていけば、私はこの上ないと思います」

過去と比べて相対的に比重が少なかった気絵作品は、多様なアートフェアを通じても続々と登場するなど、次第に大衆にも慣れている時点だ。 それだけ気絵の芸術的認識が多様になったということであり、作品性はもちろん、気絵が与える健康と幸運エネルギーの価値を初めて認められたことを意味するだろう。

そうかと思えば、主に微細ボールペンや微細サインペンで描かれる気絵には光、または円の産卵形態と無限大表示、竜巻の形などが主に登場したりする。 それこそ何も構想していない状態でひたすら機感によって素敵な絵が誕生するのであり、同じ理由で主に機修練能力者によって誕生する絵を私たちは機絵とも呼んでいる。 したがって、国内でもキ絵作家はそれほど多くない実情であり、ソ画家は大韓民国代表的なキ絵画家として面貌を誇っている。 ソ·ユジョン画家もやはり幼い頃から病弱な体の世話をしようと瞑想と気修練指導を受けていたところ、治癒の能力を得ることになり気絵を始めたと知られた。 ソ画家は「12年前にふと無我の境地に入り自発起工が起きてから、治癒の能力が生まれ、より多くの人々に治癒のエネルギーを伝えようと気絵を描くことになった」と明らかにした経緯があり「私自身が感動する新しい体験があった。 特に夜光彩色が入った作品は闇の中で輝く一方、また別の波動エネルギーを放出することで陰と陽の調和を成す特別作品として披露することになった。 同じ意味で、前回の済州展示会は「純粋、調和、創造、幸せ」がコンセプトで、 このような肯定的なコンセプトを展示会訪問客の方々がより良く見てくださったようだ」と感想を話した。

このように旗絵に対する好評は日増しに増えている。 特にキグリムには空の気運が共に染み込んでいて愛と平和、幸せのエネルギーを伝達する一方、心と体を健康にしてくれる審美的な効果で各種展示会でも多くの人々に愛されているのだ。 ソ·ユジョン画家の気の絵を見ると、たいていブラックホールの絵を中心に構成されていることが感じられる。 作品の中のすべてのブラックホールは「私たちは一つ」というコンセプトを強調したのだ。 作品に加えられた一つのエネルギーが集まれば集まるほど爆発的に大きくなるので、より強い力を投影させるという意味が込められている。 「一つになる世界の憧れ」という目的が本当に面白く感じられる。あまりにも成功的だった済州展示に続き、最近梁山モブアートセンター展示でも高い反応を受けたソ画家は「気の絵は私の意志で描くのではなく、自意識が消えたより深く純粋な意識で自然に描かれるものだ。 愛と平和、そして生命の源泉である宇宙意識と接することで、このような現象が起きるのではないかと思う。 深い瞑想と祈りを通じて、気絵作品が自然に誕生している。 これからももっと活発な活動を見せたい」と付け加えた。