現場にカスタマイズした多様なBIPVを提供、耐震・遮音・環境認証を取得

2017年に設立された(株)カルサンは、お客様第一、専門性、革新性、当事者意識、自負心、共生の価値をもとに、防爆型航空障害灯をはじめとする光に関連する製品を専門的に生産している企業だ。昨今の積極的な投資のもと、最高級の設備と優れた技術力によって韓国のBIPV市場をリードしている。

カルサンは国内最高レベルの設備を有している。最大2m50cmの製品を生産し、2m50cmの製品まで性能検査や不良検査が可能で、競争力のきわめて高い多様なBIPVを提供している。モジュール裏面に太陽光が吸収されやすいバックシートを適用してモジュールの効率を高め、建物の外壁の仕上げ材として主に使用されるG to Bモジュール、モジュールの裏面にグラスを適用して光を透過させ、建物の内部での受光が可能なことから建物の天井やカーテンウォールの構造に主に使用されるG to Gモジュールなどがまさにそれだ。G to Bモジュールは低価格で軽量というメリットがあり、G to Gモジュールは採光が可能で外観が美しく、モジュール両面がガラスでできており透明な演出が可能だという点が強みだ。また、カルサンのBIPVにはハニカムG to Gモジュールもある。モジュールの背面にハニカムパネルを適用したモジュールで、G to Gに適用されるグラスの厚さを最小限に抑えることができるため、従来のG to Gモジュールの欠点である重量を30％軽量化することができる。また、取り付けや運搬の容易さの面でもグラス製品BIPVとは差別化され、強度と耐風圧性が高く、堅固な設置が可能だ。いずれも耐震試験と遮音試験で基準を満たし、有害物質制限に関する指針の認証を取得した環境にやさしいモジュールでもある。最近、釜山広域市の駅にもこのBIPVが設置され、韓国電力公社のデータセンターも施工契約が結ばれた。

認証を得た防爆型航空障害灯を提供、アラブ首長国連棒のバラカ原子力発電所に設置

カルサンはBIPVのみならず航空障害灯にも長年の実績と専門性を有している。航空障害灯とは、夜間の航行に障害となるおそれのある高い建築物や危険物の存在を知らせるための照明装置で、パイロットがこれを回避できるようにする重要な装置だ。この航空障害灯が設置されていなかったマンションにヘリコプターが衝突して墜落するという事故が2013年に発生したことからもわかるように、航行の安全のためには不可欠なツールだ。

カルサンは、様々な航空障害灯を提供しているが、防爆型航空障害灯も提供している。防爆型航空障害灯とは、石油や化学プラントなど爆発の危険性が大きい環境にさらされている場所でも、照明器具内部の爆発が外部の爆発につながる二次爆発を防ぐ製品だ。航行の安全はもちろん、建築物の安全も確保する航空障害灯として、IECEx、ATEX、INMETRO防爆認証、KCs安全認証を取得し、ICAOの光学的要件を満たしている。

カルサンの防爆型航空障害灯は、韓国電力公社が建設したアラブ首長国連邦のバラカ原発に設置され、この他にも多くの国の主要施設に設置されている。