顧客が製品にのみ集中できるように

ファンディングインサイダー(代表パク・ハラム)は、2014年に設立され、ソウルとニューヨークに法人を持つクラウドファンディング専門エイジェンシーである。ファンディングインサイダーは、アメリカ法人設立から海外口座開設、キャンペーンの開設·企画、映像制作、ランディングページの制作、SSN登録、キャンペーン運営、マーケティング、海外配達関連の仕事まで海外クラウドファンディングに関するあらゆるサービスをインハウスでオールインワン提供している。

ファンディングインサイダーは、顧客のパートナーとなり、イノベーションな製品をクラウドファンディングを通じて広く知ってもらえるようにベストを尽くすことを目標としている。このため、クラウドファンディングを実施するために必要なコンテンツ制作、キャンペーンの運営、マーケティングなど様々なサービスをオールインワンで提供しており、顧客が製品自体の品質及び開発だけに専念できるようにしている。

ファンディングインサイダーのパク・ハラム代表は、2014年に開発者として直接制作した商品をグローバルクラウドファンディングで発売した経験がある。パク·ハラム代表は当時、有名なマーケティング、コンテンツ企画会社にキャンペーンを任せてみたものの、結果は不満足だった。その時、開発者の立場に立ってキャンペーンを最初から最後まで一緒に仕事をしてくれる会社があってほしいと考え、トータルクラウドファンディングエイジェンシーであるファンディングインサイダーを設立することとなった。

開発者の立場でサポートする企画、コンサルティング

一つのコンテンツ制作をもって、いくつもの国でリレークラウドファンディングを実施

パク・ハラム代表は、本人が開発者だったからこそ開発者が製品を自分の子供以上に大切に思うという点を理解しているという。パク·ハラム代表は、「開発者は短ければ6か月、長ければ3年、4年。そして少なくは5千万ウォン、多くは10億。自分のお金を使い切って、時間を使い切って、情熱を出し切って、プライドも全部かけてこの製品一つを開発する」という。こうして大切な製品なだけにファンディングインサイダーで顧客の実施するクラウドファンディングのパートナーとなり、共に成功することを追い求めている。このため、ファンディングインサイダーは、企画及びコンサルティング、クラウドファンディング運営及び管理、海外業務の代行、映像制作、ランディングページの制作及び登録、宣伝及びマーケティングなどクラウドファンディングに必要な全過程を内部で20名の社員を通して進めている。内部社員だけで進めるからこそ一つのコンセプトに焦点を当てることができ、チーム員間でミーティングを通じて意見を狭めつつ仕事を果たすことができる。また、アウトソーシング作業を進める際の不要な時間ロスを減らすことで効率的に仕事をこなすこともできる。

540個以上のキャンペーンを実施した経験から運営、アメリカ法人設立申請もサポート

クラウドファンディングは、支援者から投資金をいただいた後すぐに投資家と直接コミュニケーションすることができるだけに、 支援者の反応に対する素早い対応と定期的なアップデートが肝心だ。しかし、支援者と約束した製品の発売期限や品質に集中していると、別途時間を作って支援者に対応することはなかなか厳しい。特に国内ではなく海外で実施するクラウドファンディングの場合はその国の言語と文化に対する対応能力も必要となり、多くの企業が苦戦している。ファンディングインサイダーでは、このような役割を専担するコンサルティングチームをつくり、迅速にフィードバックしている。ファンディングインサイダーは、540個以上のキャンペーンを実施した経歴を持つため、急な警告や取り消しメッセージ、アンチ支援者からの攻撃など急変するキャンペーン状況にしっかり対応することでファンディングを成功裏に運営する。また、顧客がアメリカ法人を設立する場合、その設立申請及び海外口座の開設、SSN登録などアメリカで進めるべき業務はファンディングインサイダーのニューヨーク法人を通じて解決できる。このため、直接アメリカなどに行かなくとも韓国国内で海外クラウドファンディングを進めることができる。以外にも海外業務コンサルティングを進め、アマゾンへの進出及び大型流通網への進出をサポートしている。

英語圏海外支援者たちの感性にぴったりのコンテンツ制作

製品を効果的に宣伝できるランディングページの企画

製品を宣伝するにあたりもっとも効果が大きいものは映像媒体である。しかし、効果が大きい分、映像は制作に手間のかかるコンテンツでもある。映像を撮影する装備や編集道具が必要となり、なによりも現在のトレンドを分析できてこそ効果的な映像を作り出すことができる。ファンディングインサイダーは、韓国国内法人にあるアメリカチーム員とアメリカ現地業務を経験したチーム員が直接クラウドファンディング映像を企画及び制作し、英語圏支援者たちの感性によくあうコンテンツを制作できる能力を備えている。こうして自然とファンディングを誘導することができ、海外クラウドファンディング映像を500個以上制作した経験も持っている。また、海外のクラウドファンディング支援者は、実用的かつ新鮮な製品を好むため、ファンディングインサイダーは支援者が集まっている北米圏(65％)以上、25～45歳の間(80％以上)、男性(65％以上)に合わせてコンテンツを制作する。

宣伝専用のYoutubeチャンネル４つとインスタグラムチャンネル３つ、より効率的なマーケティングへ

パク・ハラム代表は、「スタートアップ会社は、宣伝費用をがんがん使っていかなくてはならないのに、金額的な面ですでに競争に負けてしまうため、既成会社に勝つのが難しい」という。いい製品を持っていても宣伝力が劣っていて、既成会社より優越な地位に立つことが難しいということだ。このため、ファンディングインサイダーは提案会社のグローバルクラウドファンディング専門宣伝マーケットプラットフォームであるファンマーケットを活用し、追加的なマーケティングを実施する。パク·ハラム代表は、「今クラウドファンディングしている製品を260万人の購読者を持つユーチューバーに宣伝してもらい、いい反応を得た。おかげでアメリカのABC番組にも紹介された」と述べた。さらにファンディングインサイダーは、世界最大のクラウドファンディングマーケティング会社であるJellop, Enventys, Backerclubなどとコラボレーションマーケティングも実施している。

若者/スタートアップ会社の海外進出サポート、メントリング教育のためのファンディング目標

ファンディングインサイダーは540件以上のキャンペーンを成功裏に進めており、累積成功ファンディング金額は、478億ウォンに達している。ファンディングインサイダーはキャンペーンを実施する中で、顧客の希望があれば毎日相談を行っている。パック·ハラム代表は「ファンディングがうまくいかないケースもある。そのような場合は、せめてソフトランディングできるようにサポートする。」という。また、ファンディングインサイダーは2021年からは大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、中小ベンチャー企業振興公団主管の輸出バウチャー事業の遂行機関として登録されており、活発な活動を続けている。ファンディングインサイダーは、2022年には約100個の製品を海外クラウドファンディングプラットフォームにローンチするため準備している。パク・ハラム代表は「クラウドファンディングキャンペーンを進めようと考えている会社には、私たちがすでに経験した業務ロスをあえて経験せずに済むよう、誠心誠意をもってサポートしたい」と自信をもって伝えた。