世界漫画市場の新しいパラダイムを提示したウェブ漫画
ウェブ漫画ベースの実写化ドラマ、映画が人気を博すようになったことで、ウェブ漫画は漫画市場において新しいパラダイムを提示している。代表的なウェブ漫画原作の作品としては、梨泰院クラス、神と共に、未生、チーズ・イン・ザ・トラップなど、聞き慣れた題名のドラマや映画がある。現在、ウェブ漫画からドラマや映画に実写化される割合はいつの間にか5割を超えている。ここにグローバルOTTサービス(動画サービス)市場の発展とともに、様々なドラマ、映画が制作されるようになったことで、すでに完成したシナリオを持つウェブ漫画はより魅力的なものとなった。漫画王国と言われる日本において韓国のウェブ漫画は、ネイバー・カカオの構築したウェブ漫画プラットフォームが売上1~2位を争うほど、驚くべき速いスピードで成長している。

実力派のウェブ漫画作家、コンテンツクリエイティブ企業「マナースタジオ(株)」を設立
未来のK‐コンテンツをリードする人材を育成することで世界的な支社として成長していく
マナースタジオ(株)のコン・ソンスル代表は1985年、イ・セヒョン作家のアシスタントとして漫画界に入門した。その後11年間アシスタントとして活動し、1996年に「闘志の朝」を連載したことで、本格的なウェブ漫画作家となった。彼は、累積販売数1千万部を誇る人気漫画である「都市征伐」、貧民問題解決運動をしていた父親の生涯を描いた「五放、チェ・フンジョン」、5・18民主化運動を素材としたウェブ漫画「メイピープル」など、数多くのヒット作と「デュークガール・ボクサー」、「都市征伐」、「都市英雄」、「五放、チェ・フンジョン」、「素心堂、ジョ・アラ」など、多数の作品を描いた実力派のウェブ漫画作家である。このようにウェブ漫画作家として成功の道を歩んできたコン・ソンスル代表は、現在、後輩育成のために取り組んでいる。韓国ソウル、京畿道で約25年間住んでいた彼は、休みがてら故郷の光州に行ったとき、光州・全羅南道地域の漫画が衰退していることに気づき、2011年、地域文化と漫画発展のため、光州に定着することを決めた。故郷に定着した彼は、「コン・ソンスル作家の漫画教室」、「ウェブ漫画、ドリームソサエティ」などの講義活動を通じ、夢と才能を持っていて、本気で漫画を愛する生徒らに出会った。コン代表は、「成長の可能性を備えた予備作家たちが自分だけの作品を思う存分描き、それに見合った待遇を受けることができる作業環境を作りたかった」とし、「光州だけでなく、全羅南道や全羅北道にも漫画コンテンツを望む人がいれば、私と私の教え子たちはそれがどこであるかは関係なくその場所に向かい、コンテンツを提供する」と述べた。

世界的なウェブ漫画作家を育成し、K-ウェブ漫画のステイタスを上げる
文化都市光州に、「漫画ランド」を作るのが夢！
全羅南道・全羅北道には、木浦、麗水、羅州革新都市、順天、全州、南原など、郡単位及び市単位の都市がある。マナースタジオ(株)は、子会社や支部を一つずつ作り上げ、その地域の人材を育成できるスペースにしようとしている。各地域にマナースタジオ(株)支部や支社を作り、各地域の人材をマナースタジオ(株)で全般的にリードしていく予定だ。コン代表は、「読者を引っ張って行けて、地域を活性化できるのは、コンテンツを持った人であり、そういった人がこの世界を支配することができ、時代をリードできると思う。マナースタジオは、今後の未来も明るく、全羅南道、光州だけでなく、グローバル会社になれると確信している」とし、「もっと大きな夢を見ている。光州に漫画ランドも建てたいとも考えている。私にとっては、若い教え子たちが私と会社の財産である。いつも教え子たちには『君が成長したら、会社も成長する』と強調している。私の役割は後ろでハンドリングをし、前に進むための踏み台を設けてあげることだと思う」と説明している。

漫画喫茶、漫画ランドなど、漫画のあるコンテンツビルを建てるのがゴール！
マナースタジオ(株)と聞くと、成功できるブランドと思えるようなイメージを拡散させたい
コン代表は、光州に漫画コンテンツを以て成り立つ漫画喫茶、漫画ランド、漫画ホテルなどを作るために取り組んでおり、ファンシー、キャラクタービジネス、漫画通り、漫画ブランド町なども披露する計画である。このために彼は、ビルを建て、漫画のあるコンテンツビルにする計画だ。コン代表は、「ビルの中に漫画喫茶と漫画ランドを作りたい。賃貸料の要らない作業スペースを設け、光州と全羅南道地域の作家さんたちに提供したい。漫画の専門家が集い、コミュニケーションし、ビルから作り出されるコンテンツがグローバルな作品になることを夢見ている」と述べた。マナースタジオ(株)は、漫画に情熱のある人なら誰でも見学することができ、常にオープンされている会社である。韓国のウェブコンテンツ産業の発展に貢献しているマナースタジオ(株)とコン・ソンスル代表。彼らの指先から、韓国を代表するウェブ漫画が誕生することを楽しみにしている。