▲ デジタルグリーン株 金正坤（キム・ジョンゴン）社長

社会的責任と企業の約束を実践する企業「デジタルグリーン株」

2020年3月に設立されたデジタルグリーン株は、半導体製事業場内の有害化学物質のリアルタイム超精密赤外線分析装置（IR GUARD）や半導体製造工場内の有害化学物質汚染地域を浄化する装置を研究・開発していた半導体、化学、電子工学のエンジニアが集まってできた会社だ。

人と環境の価値を尊重し、きれいで安全な世の中を追求するデジタルグリーン株は、世界的な脅威として迫った新型コロナウイルス、また、新たに迫り来る次のリスクに備え、全社員が心を一つにして努力している。デジタルグリーン株は設立以来、研究開発部門への優先的な投資による新製品開発でグローバルな競争力を確保し、“Safe World with Digitalgreen”というスローガンの下、汚染や防災において世界をリードする技術の確保を目標に研究を続けている。デジタルグリーン株は、国民の安全第一、製品の品質第一、労使共生第一、新技術第一、社会貢献第一、研究開発第一の企業となることを目標に、力強く前進している。 

安全な屋内生活のための「ピューリフォータル」
様々な技術力が凝縮したクリーン複合防疫ゲートとして注目

日々感染が拡大する中でも、屋内での生活は避けられないが、密閉された空間に入るのは躊躇してしまう。このような悩みを解決するために、デジタルグリーン株では、健康な生活を送り、コロナ禍以前の安全な社会へ戻ることを目標に不断の努力を重ねた末に、快適で実用的な防疫システムを開発した。

その防疫システムの代表製品が「ピューリフォータル（PURI FOTAL）」だ。ピューリフォータルは、建物の入口からスマートで確実な防疫を実現している。ピューリフォータルは、UVランプモジュール、HEPA（半導体クリーンルームの清浄度を維持可能）フィルター、歩行者進入検知センサー、熱画像カメラ、防疫状態モニター、環境にやさしい消毒のAIR（FDA、韓国食品医薬品安全処承認）、空気循環用ポンプ（内部）、 HOCL（FDA、韓国食品医薬品安全処承認）など、様々な技術力が凝縮してできたクリーン複合防疫ゲートだ。高さ2.5m、幅1.7mの寸法だが、様々なサイズのエントランスに合わせて製作される。ピューリフォータルの内部では、米国FDA、韓国食品医薬品安全処の安全性認証を取得した環境にやさしいピューリスの消毒システムで1次殺菌が行われ、欧州の安全認証を得た紫外線殺菌装置で2次殺菌が行われる。 2次除菌後、HEPAフィルターを通じて滅菌されたクリーンエアーが外に排出され、第3次的にマイクロミスト方式で消毒剤が安着し、空間全体が清浄地域となる。 

体温測定と消毒、QRコードのチェックが自動的になされ、人を配置しなくても防疫が円滑に行われる。熱画像カメラによる自動体温チェックにより高温の症状のある人が出入りするとアラームが鳴り、出入りを試みると管理者にメッセージが送信されるので、すぐに対応することができる。このような利点があることから、会社、公共機関、学校、文化芸術施設、高速道路のサービスエリア、スポーツ施設など、多数の人が出入りする施設での使用に適している。

新概念の空気清浄機「ピューリフォール」が日常生活での防疫を実践
差別化されたデジタルグリーン株の防疫システムを紹介できる喜び

ピューリフォータルと共にデジタルグリーン株の自信作と評される製品が「ピューリフォール（PURIFALL）」だ。

ピューリフォールは、欧州の安全認証を取得した紫外線殺菌装置と、米国のFDA、韓国食品医薬品安全処の安全性認証を取得した環境にやさしい消毒システムを備えた新概念の空気清浄機だ。自然ながらも確実な防疫をする最先端の製品で、確実な2重殺菌により爽快さの中で稼働するように設計されている。

ピューリフォールはKCとCE認証機関より電磁波、電気安全、欧州規格が認証された製品で、デジタルグリーンのピューリスで1次殺菌後、自然気化式の蒸発により上部へ移動し（マイクロミスト粒子単位）、UVフィルターで2次殺菌され、3次的にHEPAフィルターを介して外部にきれいな空気が排出される形となっている。金正坤社長は「何かと不便な防疫とは差別化されたデジタルグリーン株の防疫システムを紹介できることを嬉しく思う。私たちの防疫技術は、米国と欧州での認証も取得しており、現在の新型コロナウイルス感染症の防疫に大きな力となるだろう」と語った。 

マイクロミスト形態の小さな分子で防疫する独自の技術力
新たな感染症に対応する新製品を発表の予定

ピューリフォータルとピューリフォールの共通点は、その中核となる技術が半導体生産ラインで発生する有害ガスを測定して除去するIR Guard（特許登録）とAirloaderという製品の技術で、適切な殺菌剤を添加して新型ウイルス（新型コロナウイルスなど）を除去する装置だということだ。そこで、デジタルグリーン株は、新型コロナウイルスの感染リスクが最も高い公共交通機関での防疫のために、公共交通機関殺菌機のピューリフォールMを開発した。ピューリフォールMは、乗客が乗っていない状態でバスや地下鉄の内部に設置して防疫作業をした後に、運行が再開し乗客が乗った際に再び除去する方式で防疫を行う。現在、韓国国内では、龍仁にある新設総合病院や療養病院、地域のゴルフ場、学校などの不特定多数が利用する施設との先行契約を結び、毎年のように畜産農家を悩ませるAI（鳥インフルエンザ）、口蹄疫などの防疫についても地方自治体と話し合いを進めている。また、デジタルグリーン株は、イギリスの公共交通機関の防疫、ドイツの化学センシング専門企業「ソリッドセンス」と技術の共有および欧州市場での販売に関しても協議中だ。

金正坤社長は「デジタルグリーンはたゆまぬ研究開発により新型コロナウイルスをはじめとする様々なウイルスや細菌による感染症に対応できる新製品を発表する予定」で、「今後も私たちの日常生活において、ウイルスの心配のないきれいな環境をつくりだしていくことができるようにベストを尽くし、新型コロナウイルスに苦しむ国民が早く安全な日常に戻ることができるよう願っている」と語った。ウイルスや細菌から人々の日常を取り戻すために、多くの国や企業が努力する中で、デジタルグリーン株がK-防疫をリードし、韓国を越え世界にはばたくその日を期待したい。