▲ Lemonex / CEO Cheolhee Won, CTO Dal-Hee Min

Lemonex is a South Korean biotherapeutics and biotechnology company boasting next-generation innovative drug delivery and biosensor technologies. Based on these innovative technologies, CEO Cheolhee Won, CTO Dalhee Min and the excellent research team focus on the development and commercialization of cancer immunotherapeutics, antibody therapeutics and gene therapeutics.

DegradaBALL®, the original technology of Lemonex, enables the effective delivery of various drug candidates into the cultured cells or lesions by loading the drugs inside. It is a next-generation drug delivery technology optimized especially for the development of gene therapy, cancer immunotherapy, antibody therapy, and synthetic drugs. 

Pre-existing drug delivery vectors such as liposomes, micelles, and exosomes are inappropriate in maintaining the size of the particles, the certain level of the concentration of the drug loaded, and the stability of drug delivery system at room temperature. 

Lemonex's innovative DegradaBALL®, on the other hand, enables the control over the size, the concentration, and the stability with convenient procedure. Also Lemonex' innovative PANGO® technology, is the next-generation drug screening technology that allows the rapid screening of antiviral drugs from drug candidate library and it is optimized for the development of therapeutic agents against novel viruses.

The Nobel Prize winning siRNA once attracted a great attention in the industry but turned out to have a short half-life, delivery inefficiency, side effect and thus lost commercial feasibility so as the ongoing development pipeline in early 2010. The Alnylam Pharmaceuticals' patisiran and givosiran also once pushed the company surpassing 10 billion USD market capitalization but turned out to have certain limitations. 

Good news, however, is that siRNA medicine passed the FDA approval and global pharmaceuticals are beckoning siRNA enterprises. Eli Lilly, for example, invested 100 million USD in a venture siRNA developer Dicerna in 2018, J&J signed a contract with Arrowhaed for siRNA medicine for hepatitis B, and Alnylam with Regeneron for 1 billion USD worth joint research.

Lemonex's innovative DegradaBALL® focuses on RNA medicine usually categorized in siRNA medicine and mRNA medicine. The latter is attracting attention in relation with COVID-19 vaccine. The core of both medicines lies at delivering the therapeutic substances into the targeted cells and maintains its effectiveness. 

Lemonex's innovative DegradaBALL® has been proved to hold the therapeutic substances and its effectiveness longer inside and can be used to make medicines or vaccines to treat and prevent various diseases. LEM-S401 (DegradaBALL®-grafted siRNA medicine) has passed NHP (Nonhuman Primate) preclinical trials with excellent marks and the phase 1 clinical trials have been scheduled to be carried out in early 2021. 

CEO Cheolhee Won also has built cooperation platform with Prof. Brian Berman and Prof. Alexander Meves, global authorities of skin plastic surgery and dermatology, to continue global level clinical developments. 

On the closing month of the year 2020 in which most of people on earth were still struggling to fight against the pandemic, Lemonex received the Trade, Industry and Energy Minister's prize at the Innovation Winner 2020 in the technology innovation category. PowerKorea → powering Korean companies to the world!

自主非病毒性药物传递技术掀起新风
大韩民国中小及中坚企业创新大奖中获产业通商资源部部长奖
向十亿美元企业，独角兽企业进发

随着新冠肺炎疫情席卷全球，人们越来越关注医学技术。一般的制药公司和风险投资公司通过一条研发管线研发一种药品，备受人们关注的Lemonex公司（首席执行官元喆熙、首席技术官闵达熙）依托药物传递载体DegradaBALL®技术启动了免疫抗癌剂和RNA基因治疗剂等两条研发管线。在抗癌治疗的过程中，病人使用的抗癌剂具有极大的毒性和副作用，Lemonex公司目前正在研发一种名为BALLkine-2的局部给药免疫抗癌剂，从而提高病人对免疫检查点抑制剂（抗体药物）的反应率，最大限度减少副作用。最近新冠肺炎疫苗让mRNA治疗剂备受瞩目，包含mRNA治疗剂的RNA基因治疗剂也聚焦了更多人的目光。在不久前举行的大韩民国中小及中坚企业创新大奖中，Lemonex获得了最高奖项——产业通商资源部部长奖，笔者将Lemonex选为最热新闻（本月企业），进行了集中采访。

自主研发的非病毒性药物传递技术——DegradaBALL®
目前正与全球制药公司协商各种联合研究及研发事宜
Lemonex公司是一家开发使用药物传递载体DegradaBALL®技术的免疫抗癌剂和RNA基因治疗剂的公司。Lemonex作为一家全球生物治疗公司，自主研发了非病毒性药物传递技术DegradaBALL®。
DegradaBALL®弥补其他产品的缺陷，让RNA药品功效达到最大化的，同时还能将药品给身体带来的副作用降到最低。Lemonex不仅能够通过构建GMP设施实现了自主生产，还拥有批量生产技术，得到了掌握进军全球临床开发及全球市场基石的评价。Lemonex公司可以说是改变免疫抗癌剂和RNA基因治疗剂领域游戏规则的公司，目前Lemonex正与全球制药公司协商各种联合研究及研发事宜。
2006年诺贝尔生理或医学奖公布后，siRNA治疗剂获得了全球制药公司的广泛关注。但siRNA在体内的半衰期过短，具有电负性，很难通过一般的机制传递到细胞内，需要使用脂质体（脂质纳米粒）载体传递。但由于需要传递高浓度的siRNA，不仅经济效益低，而且药效难以发挥，还有全身红斑、过敏反应等副作用，后续研发难以进行，21世纪10年代初，全球制药公司大部分有关研发管线被中断（drop）或停止（stop）。

获2020第十二届大韩民国中小及中坚企业创新大奖
向十亿美元企业，独角兽企业进发
Lemonex公司目前通过DegradaBALL®技术致力于RNA治疗剂研究。RNA治疗剂大致可分为两种，一种是抑制和疾病有关基因表达的siRNA治疗剂，另外一种是最近因新冠肺炎疫苗而备受关注的mRNA治疗剂。
两种治疗剂的核心都在于将RNA治疗物质传递到细胞内，并持续发挥药效。原有的脂质载体（Lipid Nanoparticle; LNP）有很多缺点，例如，一、传递效率低，半衰期短，药效难以长时间持续；二、药物大部分被传递到肝，难以研发除肝疾病以外的治疗剂；三、需在-70°C环境保存、流通。
Lemonex公司研发的DegradaBALL®能够搭载上述RNA治疗物质并能够在体内长时间持续发挥药效，可以依托DegradaBALL®研发除肝以外的肿瘤、皮肤、肌肉等多个组织和器官的治疗剂和疫苗。
Lemonex已经研发出能够克服上述RNA治疗剂的局限性的DegradaBALL®技术，并成功构建批量生产体系。目前，与DegradaBALL®技术相结合的siRNA治疗剂LEM-S401的猴(NHP)临床前实验成功完成，并取得优异成绩，计划在2021年上半年进行全球一期临床实验。Lemonex公司还聘请了皮肤整形外科学及皮肤肿瘤学领域最权威的专家美国皮肤整形协会会长、美国食品药品监督管理局审议专家组成员布赖恩·博尔曼教授（Brian Berman）和美国梅奥医学中心的亚历山大·梅维斯教授(Alexander Meves)组成科学咨询委员会（SAB, Scientific Advisory Board），掌握了进军全球临床开发及美国市场的基石。
通过Lemonex公司的不断努力，在2020年12月17日由《韩国先驱报》、《先驱经济报》主办，《力量韩国》（Power Korea）承办的2020第十二届大韩民国中小及中坚企业创新大奖中获得“技术创新类产业通商资源部部长奖”
2020年7月Lemonex在澳大利亚设立了子公司Lemonex Pty Ltd，目前Lemonex为进军全球市场，跃升为十亿美元企业和独角兽企业不断做出努力。期待Lemonex能够凭借自主技术实力早日在全球市场掀起一场新的创新之风。

独自の非ウイルス性ドラッグデリバリー技術を開発し、
新しい風を吹かせる
韓国の中小中堅企業イノベーション大賞において産業通商資源部の総理賞を受賞
ユニコーン企業になるためのスタートラインに立つ

新型コロナウイルスの感染が国内外で拡大している中、医学技術に人々の関心が集まっている。通常、一般の製薬会社やベンチャー企業では１つのパイプラインを利用し１つの医薬品を開発する。それに対し、(株)レモネックス（ウォン・チョルヒCEO、ミン・ダルヒCTO）はドラッグデリバリープラットフォームであるDegradaBALL技術を利用することで、免疫抗癌剤とRNA遺伝子治療薬という２つのパイプラインを作り出し世間の注目を浴びている。抗癌治療の過程において、がん患者が経験する抗癌剤の毒性と副作用は極めて深刻な水準だ。そこで(株)レモネックスは免疫チェックポイント阻害薬（抗体医薬品）の患者に対する反応率を高め、副作用を最小化するための極小投与のための免疫抗癌剤である「BALLkine−２」を開発している。また、RNAの遺伝子治療薬には新型コロナウイルスのワクチンとして浮上しているｍRNAの治療剤が含まれているため、さらに大きな話題になっている 。このような背景から、新しく韓国中小中堅企業のイノベーション大賞において最高賞である産業通商資源部の総理賞を受賞した(株)レモネックスを、2021年の巻頭記事（今月の企業）にて取材しテーマとして取り上げることにした。

独自の非ウイルス性ドラッグデリバリー技術「DegradaBALL」
グローバル製薬会社と多面的な共同研究およびビジネス開発のための交渉を推進中
(株)レモネックスは、ドラッグデリバリープラットフォームであるDegradaBALL技術を活用した免疫抗癌剤およびRNA遺伝子治療薬を開発している専門企業である。免疫抗癌剤とRNA遺伝子治療薬を開発するグローバル・バイオセラーピューティクス専門企業であり、独自の非ウイルス性ドラッグデリバリー技術（DegradaBALL）を開発した。
DegradaBALLは、従来のドラッグデリバリー技術との差別化を通じ、RNA医薬品の効用を最大化するだけでなく、全身の副作用を最小化することができる。独自のGMP施設で内部生産が可能なだけでなく、大量生産技術を活用しグローバル臨床開発およびグローバル市場へ進出するための足掛かりを確保したことで前向きな評価を得ている。(株)レモネックスは、免疫抗癌剤、RNA遺伝子治療薬のゲームチェンジャーとしてグローバル製薬会社と多面的な共同研究およびビジネスを開発するための交渉を進めている。
siRNA治療剤は2006年、ノーベル賞生理学医学賞を受賞して以来、グローバル製薬会社の間で大きく注目されてきた。しかしsiRNAは生体中での半減期が極めて短く、陰イオンの性質を持つため、細胞内に自然なメカニズムとしてデリバリーされることが難しい。liposome（lipidnanoparticle）をデリバリー物質として利用したものの、高濃度のsiRNAを投薬しなければならないため、市場性が低いだけでなく体内において薬効を示すのも簡単なことではなかった。さらに、全身性エリテマトーデス、アナフィラキシー反応などの副作用まであったため、追加的な開発は実現が難しいと判断された。結局2010年代の初め、グローバル製薬会社の多くは、開発していたパイプラインをdropあるいはstopした。

「2020第１２回・韓国中小中堅企業のイノベーション大賞」を受賞
ユニコーン企業になるためのスタートラインに立つ(株)レモネックスがDegradaBALL技術を活用するために、取り組んでいるのはRNA治療剤分野である。RNA治療剤は、代表的に疾患関連遺伝子の発現を抑制できるsiRNA治療剤と最近CoVID-19のワクチンとして浮上しているmRNA治療剤に分けることができる。
両方ともRNA治療物質を細胞内に届け、薬効を持続させることがキーとなる。従来のドラッグデリバリー体である脂質ナノ精子（Lipid Nanoparticle；LNP）は、デリバリーの効率が低い上に半減期も短いため、薬効を長く持続させることが難しく、生体内に投与した場合はほとんどが肝臓にデリバリーされ、肝臓疾患以外の治療剤を開発するのが混乱である。また、氷点下７０°Cで保管・流通しなければならないなど多数の短所がある。
(株)レモネックスが開発したDegradaBALLは、このようなRNAの治療物質を内部に取り入れることができるため、生体に投与すると長時間薬効を持続させることができ、肝臓以外の腫瘍、皮膚、筋肉など多様な組織および臓器に使える治療剤・ワクチンの開発が可能となる。
(株)レモネックス（Lemonex Inc）は上記のRNA治療剤の限界を克服するためのDegradaBALL技術を開発し、大量生産システムを構築した。現在、DegradaBALL技術を活用したsiRNA治療剤LEM-S401の非ヒト霊長類（NHP）前臨床試験を進め優秀な成績を確保しており、2021年の上半期にグローバル臨床１床も進める計画である。また、科学技術諮問委員（SAB,Scinetific Advisory Board）として、皮膚整形外科学および皮膚腫瘍学分野のトップであるブライアン・バーマン教授（アメリカ皮膚整形協会長、アメリカFDA審議専門家パネル）とアレクサンダー・メブス教授（アメリカMayo Clinic）を任命し、グローバル臨床開発およびアメリカ市場へ進出するための足掛かりをつかんだ。
このような成果を挙げた結果、(株)レモネックスは昨年12月17日、ヘルラド経済、コリアヘルラドが主催し、月刊パワーコリアが主管した「2020第１２回韓国中小中堅企業のイノベーション大賞」において「産業通商資源部の総理賞―技術イノベーション部門」を受賞した。
(株)レモネックスは昨年7月、オーストラリアに子会社の「Lemonex Pty Ltd」を設立したことを皮切りに、現在はグローバル市場への進出およびユニコーン企業になるための準備を着実に進めている。(株)レモネックスが高い技術力を駆使し、グローバル市場に新しいイノベーションを起こす日が少しでも早く訪れることを祈る。